『約束など5番目くらいだ!』
こんな事を友達から言われると普通に友達やめますけどね。
ということでNetflixで夜は短し歩けよ乙女を鑑賞しました。
上記のセリフは主人公が友達に放ったひと言でございます。
あらすじはこうである。(Wikipediaより)
後輩である少女に恋をしている「私」は、彼女という城の外堀を埋めるべく日々彼女を追い掛け、なるべくその目に留まろうとしている。しかしその彼女はなかなか「私」の想いに気づいてくれない。2人は奇妙な人物に出会い、奇抜な事件に巻き込まれてしまう。恋愛ファンタジー。
春夏秋冬季節感のある1年間のような一夜におこった出来事を描いた物語である。
物語の主人公である先輩は作中に名前が出てこず、
ヒロインである黒髪の乙女も名前で呼ばれることはない中そんなことはどうでもいいと言わんばかりにストーリは進みます。
舞台は京都でありながら奇妙奇天烈な世界観とそれに負けないくらい個性的なキャラクター達の織りなす言葉遊びにも似た掛け合いが見ものです。
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そんなことより話は戻って最初のセリフです。
『彼女がすべてにおいて優先するのだ!約束など5番目くらいだ!』
劇中、黒髪の乙女の情報を提供する代わりに協力してくれと頼まれた主人公が、乙女を優先するあまり放ったセリフです。
『約束が違うじゃないか!?』なんてありきたりなセリフの後に続くこの発言ですが、冒頭記載の通りこんな事言われると普通に友達やめてしまいます。
よっぽど親しい友達だったとして『あの時はすまんかった』とか言ってほしいものです。まぁ作中ではそんなシーンもなければこのセリフが放たれたことすら怪しいくらい何事もなかったかのように進みますけれども。
でもそれほどまでに彼女を優先する主人公をよく理解しているからこそ友人は許せるのかもしれないですね。
情報を提供するといった時点で既にこの行為は織り込み済みだったのかもしれません。
そう思うとそんな友達が欲しくなったりしたりしますね。
さて、奇想天外摩訶不思議な世界で一晩中 黒髪の乙女を追いかける一途な恋愛ファンタジー映画「夜は短し歩けよ乙女」Netflixで配信中です!
90分程度で見れてちゃんと面白いのでオススメです。
気になった方は是非一度ご覧いただければ幸いです。それでは!