見ました。インターステラー。
テネット、インセプション、ダークナイトのクリストファー・ノーラン監督作品。
2時間45分長すぎ問題に打ち勝つため邪道ではありますが何回かに分けて鑑賞しました。最近集中力が続かなくなってきています。つらいです。
見た感想としては、おもしろい!
おもしろいんだけれども、SFであり、人間ドラマであり、家族映画であり、相対性理論であり、宇宙映画であり、5次元の映画なので、おもしろさを人に伝えるのは至難の業と言えます。
予告編でさえ作品の魅力をうまく伝えられていないわけで、、、
簡単にストーリーを紹介しますと、
砂嵐により、植物が育たなくなった地球。このまま地球に住んでいても人類の未来はないと判断し、人類が移住できる他の惑星を見つけるプロジェクトが発足する。主人公はプロジェクトメンバーとして宇宙へ飛び立つのであった。
みたいな感じです。これ、最初の45分くらいの話です。
ここからのほうが面白いです。なぜならアン・ハサウェイが登場するから。
宇宙に飛び立ってからのほうが面白いけど相対性理論とか重力とかコールドスリープとかそういう設定がどんどん登場して説明ができなくなる現象がおこるのでとにかく見てほしい。
宇宙の映像、他の惑星の映像を見るだけでも価値がある映画です。
しかしこう、クリストファー・ノーランって時間の解釈を映画にするのが好きですよね。
インセプションでは深層心理に近いところでは1分が1時間にも感じるし、
テネットではエントロピーの減少によって時間が逆行するし、
インターステラーでは相対性理論により宇宙での1時間は地球での7年に相当したりするし、、
現実では説明できないことを映画の中の設定では説明できるように事実とフィクションを織り交ぜて大作を撮影しているような印象を受けます。
インターステラーはアン・ハサウェイが登場してからが本番です。
彼女が登場するまで世界観の説明がなされるのですが、基本的に暗い話なので見ていて根気がいります。アン・ハサウェイが登場してからもずっと暗い話ですが、映像美やハイテクロボットなど暗い話を調和する存在が出てくるので世界観に一気に引き込こまれて最高です。
とにかく、私に言えることは、
宇宙に出発する前に映画を見るのをやめないで!!
これにつきる。おすすめです。ぜひ。