タイトルが面白くなさそうなのはわかる。
ポスターが面白くなさそうなのもわかる。
でも、見てないなら面白いかどうかわからないじゃない!
映像作品の面白さはまさにシュレーディンガーの猫に通ずる考え方があるわけです。
ひとつ言いたいのはこれはアメリカン・ドリームを描いている作品です。
ケチャップのハインツ、コーンフレークのケロッグ、チョコレートのハーシーズ。
誰もが聞いたことのある大企業誕生の物語と発展の歴史を描く映像作品。
いまや何千億ドルの価値のある企業であるがその始まりは?
いかにしてハインツは巨大企業へとのしあがったのか?
コーンフレークをめぐるライバル企業との争い。
作中で描かれる20世紀アメリカの姿は圧巻です。
成功を手に入れるためには
・商品の良さ
・広告宣伝
この2つが絶対に必要であることをおしえてくれます。
さらに、革新的な商品を開発することに長けている人と売ることに長けている人が別の場合が数多くあるということも発見です。
とにかく、映像作品としての完成度が高いだけでなく、経営に必要なものはなにか、アメリカの食歴史などが作品を通して学ぶことができます。
タイトルとポスターに騙されずに最初の1話だけでも騙されたと思って見てほしいです。
期待していなかっただけに満足度が高い作品でした。