見ました、見てきました。
学校が世界のすべてだった中学2年生、彼らは何を考えてどんな生活を送っているのだろうか？生徒35名全員に密着したドキュメンタリー映画。
オチもなければ事件も起きない。起承転結のない日常をただ切り取った作品です。
もうね、自分が14歳のときはこんなしっかりしてなかったよ。
こんなに何かを考えて行動してなかったよ。
自分が明るくしていたらクラスも明るくなるんじゃないか？
自分のことを主張すると嫌われるから自分を殺して生きていこう。
もっと明るくなりたいがなかなかそれができない。
スポーツのプロとして生きていきたいが、自分より上手な人が一杯いる。
仲良くなりたい人がいるが、その人には自分より仲の良い人がいる。
両思いの男女、冷やかすギャラリー。
うるさい男子。でも自分たちもうるさい女子。
自分のことを悪い子という子。
友人関係をリセットしたい子。
将来の落合陽一のような宇宙好きの子。
早く大人になりたい子。
ずっと子供でいたい子。
35人いれば35通りの考え方がある。みんな違ってみんないい。
私が14歳のときはTVばっかり見て塾の宿題に追われていた記憶があります。
友達と遊ぶ時間がうまく作れず、放課後に友達と遊んだ記憶があまりないような気がします。
その時私は何を考えていたんだろう？
35人の14歳を見ているようで自分を見ているような作品でした。
エモすぎでおすすめです。
