この写真が、スマホをスられる前に撮影された最後の写真である。
海外旅行でトラブルに巻き込まれたのは初めてですし、頭が真っ白になってしましました。
盗られたと考えられる場所はパリの地下鉄内、非常に込み合っていた満員電車の中です。
あれだけ日本語アナウンスでスリにご注意くださいと言われていた車内で取られるなんて…
最近のスマホは位置追跡機能がついており、探してみたのですが、気づく前最後に降りた駅で信号が途絶えておりました。
これは私のカバンに海外用のwi-fiがあり、ポケットにスマホを入れている状態であったため、最後にwi-fiとスマホが同じ位置にあった場所で信号が途絶えたと考えられます。
パニックになりながらも私は一旦ホテルに戻り、携行品保険の申請のために保険会社に電話をかけました。
そこで言われた一言が
『被害届は出されましたか?』
携行品保険は基本的に被害届が必要みたいです。
いや、ハードルたかないですか?
というのも自由に行動できる最後の日の夜9時くらいに
スマホの翻訳機能もなしに
被害届を出せと、
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それでも行くしかありません。
1番近くの交番に行ってみると、
『ここはもうクローズしたよ!明日来てくれ!』と言われてしまいました。
今日しか自由な日ないから!どっか開いてるとこないの?
と聴くと、空いているところを教えてもらえました。
そして24時間営業の警察署に行ってみると…
『今丁度シフト交代する時間だから2時間後くらいに着てくれ!』
と言われてしまい…
ディナーもまだだったのでご飯を済ませてから向かうことになりました。
ちなみに対応してもらっている途中ハーレークインみたいな女の子が連行されてきてちょっとビビりました。
まぁそんなこんなで再び警察署に出向き、
日本人がカモ過すぎるのか、日本語で用意されているチェックリストをわたされそれを日付などの数字とレ点をつけるだけで被害届は完成しました。
日本に帰って保険会社に連絡、被害届の原本、撮られたスマホの領収書と保証書の原本等を提出し、保険金請求が完了しました。
使用期間に応じて償却があるので、保険会社で算出された金額が振り込まれるとのことです。
1年半くらい使っていたのでどれくらい振り込まれることやら…
ということでオチというオチは無いですけれども、
とりあえず無事に帰ってこれて良かったです。
保険に入っていないときに限って何かトラブルが起こるなんて言うのは保険会社の常套文句ではありますが、今回は保険に入っておいて良かったです。
保険にはいっていてもトラブルは起きないほうが良いですけどね。
今後は気をつけようと思います。それでは!